赤と紫色 2つの石(ルース)をご持参で、
リフォームの相談に来店いただきました。
今回は、サイズが合う既製リフォームのある
赤い石(おそらくルビーです)をリフォームさせていただく事となりました。
割と大きさのある石です。
はかりましたら、約2.5ctほどの大きさがありました。
地金だけのシンプル枠 と 腕にダイヤが入った豪華バージョンにするかを、
お悩みにでしたが、(シンプルな枠でも十分に存在感が出ます)
選ばれたのは、豪華バージョン。
華やかさの中にも品があり、場所を選ばずお使いいただけるデザインです。
見違えるほど良くなり お客さまもたいへんお悦びでした。
80年ぶりにジュエリーへ
納品・お渡し時にふと 気になり、
以前はどんなデザインだったのかと 伺いましたら・・・
お客さま自身もご覧になった事がなく、
元枠は
戦時中 金属類回収令で軍に供出した。と聞かれていました。
終戦から78年目。
80年ぶりにジュエリーに戻った宝石。
これからはお客さまの手元で美しく輝き続けます。
この度は、ご依頼いただきありがとうございました。