水晶のネックレスは亡くなられたお父様からのプレゼントでした。
お父様のご葬儀のため、真珠のネックレスを探された時、
真珠と一緒に見つけられました。
その存在をご本人、そしてお母さまも忘れていらしたそうです。
日を経て、水晶のネックレスのままでは使わない・・・と
念珠へのリフォームをご依頼いただきました。
藤色・正絹薄紫の房、
親玉と二天玉は天然石のブルーレースを用いました。
とても上品なお念珠です。
来月の初盆にお使いいただけます。
お渡し後に
”今後の法事の際には、父のことを思い出しながら大切に使っていきたいと思います。 ”
と、 LINEにメッセージをいただきました。
数ある宝石店の中から、大切な品のリフォームをご依頼いただきありがとうございました。
思い出の宝石ジュエリーの修理 やリフォームに関われる事、
その品が大切に受け継がれていく事 を思うと、
この仕事の深さをしみじみ感じます。
当店でお受けする念珠(数珠)のお造りは、宗派や作法にのっとった物とは言えません。
各宗派の正式な決まりに対応はできておりません。
その分、思い出や気持ちを含めて「新しくお使いできるもの」に加工いたします。
見積りをお取りします。
ご相談ください。