古い帯留めです。
おばあ様のものだったと伺いました。
修理前(before)画像がありませんが、真鍮金具がついた帯留めでした。
金具を止めているビスが外れ、
現状の金具は「渡し」の幅が薄く、帯締めが通しにくい状態でした。
ご希望は
【金具パーツを大きめのもの(帯締めの通るもの)に変え】ての修理でした。
べっ甲メーカーの担当さんの提案は、
修理代金を抑えられる 水牛 でのお造りでした。
右側の画像 渡しafterは 水牛 で作成させております。
この幅で3分紐が通るようになりました。
とても、自然な仕上がり、
鼈甲と水牛部分 の違いがわかりますか?
ご依頼のお客さまにもたいへん喜んでいただけました。
鼈甲の修理は、貴金属の修理と比べ、修理期間長く頂戴します。
また、お預かりしてから見積を出す事になります。
鼈甲製品修理 ご依頼の方の多くは、
ほぼHPをご覧いただき、お越しいただいております。
古いべっ甲製品。壊れたままの状態のもの。思い出の品。形見のべっ甲。
気になるものがございましたら、問い合わせください。
お待ちしております。